初めに
今回は SwitchBot (スイッチボット) を導入して、自宅のリモコン、スイッチを自動化して快適な生活を手に入れたいと思います。
SwitchBot スイッチボット の製品シリーズ
SwitchBot スイッチボット には、様々な製品があります。
SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Alexa スイッチボットHub Mini スマートホーム 学習リモコン 赤外線…
SwitchBot 温湿度計プラス Alexa 温度計 湿度計 – スイッチボット スマホで温度湿度管理 デジタル 高精度 …
SwitchBot 加湿器 卓上 超音波式 Alexa 大容量 3.5L 上から給水 アロマ対応 6-15畳に対応 除菌 フィルター …
ウチでは、上から3つ(ハブミニ、ボット、温湿度計) を導入しています。
それぞれの製品でできることは公式サイトや製品紹介サイトに記載が多数ありますので、ここではウチでの使い方を紹介したいと思います。
SwitchBotハブミニ
最初はSwitchBotハブミニです。ハブミニの箱には「複数の赤外線リモコンを一つにまとめるスマートリモコン」と記載されています。この説明書きのとおり、ハブミニから赤外線を出して、手持ちのリモコン代わりに使えます。赤外線のリモコンであれば何でも操作できます。
操作はスマホにインストールしたアプリ(iOS用アプリ、Android用アプリ)からしますが、有名メーカーのリモコンであればプリセットが準備されていますので、簡単にセットアップできます。
マイナーメーカーでプリセットがない場合は、ハブミニに赤外線信号を学習させることで、スマホからの操作が可能になります。
赤外線の到達距離は約10mみたいです。
裏面には「ゲートウェイとしてお家の家電とSwitchBotをインターネットに接続させて、外出先からスマホでコントロールできます。」と記載があります。
SwitchBotボットやSwitchBot温湿度計などは、スマホとはBluetoothで接続します。ですのでBluetoothの接続範囲内に居れば、Bluetoothでボットを操作してスイッチを押したり、Bluetoothで温度湿度の情報を得たりすることができます。
逆に言うと、ボットや温湿計はBluetoothの範囲内にいなければボタンを押したり、温度湿度の情報を得たりすることはできません。それをインターネット経由で操作できるようにしてくれるのが、ハブミニです。
つまり、ハブミニには大きく以下の2つの機能があります。
- 赤外線リモコンをまとめる機能
- インターネット経由で外出先からSwitchBot機器(1のリモコン操作含む)を接続する機能
設置は簡単です。 SwitchBotハブミニ本体をUSBの充電器に接続して、スマホアプリで操作するだけです。本体にUSBケーブルが付属していますが、約1.8mとウチの設置場所に対して長すぎるので短いものを使用しています。昔使っていたスマホの充電器を台座にして、両面テープで固定していますが、白色で統一したいと考えています。熱は殆ど出ていないですね。
下にささっているのは Qrio Hub です。Qrio Lockについては以下の記事をご参照ください。
ウチではハブミニに以下の機器の赤外線リモコンとSwitchBotシリーズを登録しています。
- エアコン
- サーキュレータ
- テレビ
- シーリングライト
- SwitchBotボット
- SwitchBot温湿度計
これらをスマホから自宅でも外出先でも操作できるようにしています。
複数の操作をスケジュールで動作させることもできます。ですので、以下のような使い方ができます。リモコンのボタンを押す行為を組み立てるイメージです。
- 朝7時になったら、
- エアコンをONにして、
- サーキュレータをONにして、
- サーキュレータの風量をあげて、
- サーキュレータをスイングにする。
夕方1のルーチンですと、こんな感じです。
- 17時になったら、
- カーテンを閉めて、
- シーリングライトをONにする。
夕方2のルーチンですと、こんな感じです。
- 18時になったら、
- SwitchBotボットでスイッチを押す。(ボットは給湯器のお風呂のお湯張りボタンを押す)
夜のルーチンですと、こんな感じです。
- 夜22時になったら、
- エアコンをOFFにして、
- テレビをOFFにして、
- サーキュレータをOFFにして、
- シーリングライトをOFFにする。
これを組み合わせれば定期的にライトをつけたり消したりできるので、不在時の防犯に役立つと考えられます。また、温湿度計やボットと組み合わせて、以下のような使い方もできます。
- 室温が28℃以上になったら、エアコンをONにして、冷房にする。
- 室温が20℃以下になったら、エアコンをONにして、暖房にする。
- 室温が24℃以上になったら、サーキュレータをONにする。
色々書きましたが、SwitchBotハブミニさえあればリモコン機器の自動化、SwitchBotシリーズの外出先からの操作ができます。
SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Alexa スイッチボットHub Mini スマートホーム 学習リモコン 赤外線…
SwitchBotボット
次はSwitchBotボットです。箱の表面には「スマホ、音声コントロール対応 様々なスイッチ、ボタンをオン/オフできます」と書いてあります。
スマホから操作することえ、本体からツメのようなものが出て来て、ボタンやスイッチを押してくれます。また逆に引き上げる動きもできます。
Bluetoothが届く範囲であれば単体でもBluetoothで動作します。ハブミニがあればインターネット経由で外出先から動作できます。スケジュールでの自動化も可能です。
箱の裏面には「いつでも、どこでも、スイッチをオン・オフ ワンタップで家電をスマートかできる指ロボット」と記載があります。
照明スイッチが例として載っているのですが、個人的には壁の照明スイッチにボットをつけるぐらいなら、リモコン対応のLEDシーリングライトを導入して、ハブミニからリモコン操作した方がスマートだと思います。
お値段もボットが4,480円、ハブミニが5,480円なので、ボットを2箇所につけるなら、ハブミニ1つで2つのシーリングライトを操作する方が安価です。もちろん赤外線が届く範囲であるということが前提です。
ちなみにウチではHotaluX(ホタルクス)のシーリングライトを使っています。LEDの光は直線的なので、蛍光灯よりも暗く感じます(私の感想)。そのため、私は実際の広さよりも上のモデルを選択しています。明る過ぎると感じる時は、調光すれば問題ありません。
以前は蛍光灯のシーリングライトに交換用の丸形LEDを付けていたのですが、フリッカーが酷く頭痛がするようになったので交換しました。HotaluXのシーリングライトはフリッカーがないです。
ウチでは、ボットを給湯器リモコンの「ふろ自動」に取り付けています。取り付けたことによってディスプレイの一部が見えなくなってしまいましたが、給湯温度さえ見えれば良いので問題なしです。ディスプレイの下側に取り付ければ隠れなくなりますが、下側が開くカバーになっているため、下側に取り付けた状態でボットが「ふろ自動」ボタンを押すとカバーが開いてしまい、ボタンを押せません。
取り付けは本体に付属している両面テープで行います。両面テープはかなり強力なので、下地としてマスキングテープを貼っています。貼り替えるときも安心です。
もともと給湯器リモコンには予約機能(時間指定でお湯張りできる機能)があります。これはこれで良いのですが、毎日設定する必要がありますし、外出時に予定が変わっても時間の変更ができないです。これだと残業や遊びに行って帰宅が遅くなったときに対応できません。
「ふろ自動」を外出先からも押せるようにしておけば、帰宅前にスマホからボットでボタンを押すことでドンピシャでお湯張りが完了します。
ウチのお風呂は「ふろ自動」を押してからお湯張り完了まで約14分かかります。そこで逆算して帰宅10分前にスマホのアプリからボットでボタンを押しています。帰宅まで10分、帰宅後に荷物を置いて脱衣所で服を脱ぐ頃にはちょうどお湯張りが完了します。
今のところボットは給湯器リモコンの一箇所のみですが、良い場所があれば増やしたいと思います。
SwitchBot温湿度計
最後はSwitchBot温湿度計です。箱の表面には「お家の状態をワイヤレスで確認できるスマート温湿度計」と書いてあります。その名のとおり、内臓センサで温度と湿度を計測してくれます。
ボットと同様に、Bluetoothが届く範囲であれば単体でもBluetoothで動作します。ハブミニがあればインターネット経由で温度・湿度を確認できます。
箱の表面に描かれていますが、温度・湿度は記録されますのでアプリで履歴を確認することができます。
裏面には「SwitchBot温湿度計を活用して、より正確的な温湿度を把握しましょう」と記載があります。ちょっと日本語が怪しいですね。
前述のとおり、ハブミニと連携すれば、温度・湿度に応じて、エアコンや除湿機、加湿器、サーキュレータなどをオン、オフできます。この設定はアプリのシーン機能で行えます。
ウチでは、本棚の上に設置しています。エアコンの風などが直接当たらない場所に設置するのがよいでしょう。
ズレ落ちないように両面テープで留めていますが、貼り付け場所には、ボットと同じく下地としてマスキングテープを貼っています。貼り替えるときも安心です。
他のブログで言及されていますが、センサーの正確性も問題なさそうです。
デジタル温湿度計で、さらにBluetoothでスマホにログを記録できる。これで1,602円はアリだと思います。
SwitchBot 温湿度計プラス Alexa 温度計 湿度計 – スイッチボット スマホで温度湿度管理 デジタル 高精度 …
最後に
今回は SwitchBot スイッチボットシリーズ を紹介しました。毎日のルーチンを自動化するだけでも買った価値はあったと思います。さらに外出先からも操作できるようになって大満足です。
参考になれば幸いです。